風を見たくて

日々雑感

タクツァン僧院 ー1枚の写真から0

Posted by TOMY in 1枚の写真から,æ—…è¡Œ (土曜日 8月 3, 2013 at 12:33:07)

幸せの国としてすっかり有名になったブータン。

霧間に姿を現す積雪のタクツァン僧院

霧間に姿を現す積雪のタクツァン僧院

これはそのブータンで、空港があり旅の玄関口となっている街パロ郊外にあるタクツァン僧院の写真である。タクツァン僧院は、標高約3100mにあり、写真を見て分かる通り切り立った崖の上にへばりつくように建っている。この崖は、およそ500mもほぼ垂直に落ちているから、建立の大変さは想像に難くない。誰が何のために作ったのかと考え込んでしまう。


タクツァンとは虎のねぐらの意で英語でもTiger’s Nest Templeと呼ばれている。8世紀にパドマサンババ(グル・リンポチェ)が虎の背に乗って、飛んできたのに因む。現在の建物は火災のため、2004年に再建されたものだ。

ここを訪れた前日に結構な雪が降った。パロ周辺の道路で封鎖されたところもあったので、訪問できるか心配であったが、無事行ける事になった。パロから20分程度だが、そこから標高差で約500m上らなくてはならない。ちょっとした登山である。ガイドのKota訓は慣れたものでトコトコ歩いていくが、運動不足の身に雪道をそのスピードはきつ過ぎた。しかし、峠を越えるとそこには写真のような壮観が待っていた。聞くと、ガイドのKota君も屋根に雪が積もった姿を見るのは初めてだという。霧が流れ、あっという間に真っ白になったと思うと、次の瞬間僧院が現れる。そんな光景が何度か繰り替え冴える中の一枚である。遠くに犬の声が聞こえ、日常とは隔絶した世界のようであった。

ところで、現時点でブータンには世界遺産がない。これは、観光客を制限するという方針をとってきたブータンの政策であると考えられる。しかしながら、近年ブータンも重い腰を上げ、世界遺産を登録しようという気になったらしく、文化遺産4件、自然遺産3件、複合遺産1件が暫定リストに載っている。タクツァン僧院もその一部に含まれているようだ。ブータンから世界遺産が誕生するのは楽しみだが、観光客が多くなりすぎる事を考えると複雑な心境だ。

 

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