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日々雑感

ゼロ戦に集う魚たち0

Posted by TOMY in ダイビング,雑記,æ—…è¡Œ (火曜日 7月 30, 2013 at 12:37:50)

静謐に佇む屋久島のゼロ戦

静謐に佇む屋久島のゼロ戦

かつてダイビングを始めて数十本という時に、屋久島の一湊という湾内で潜って、とても綺麗だった記憶があった。

アザハタが棲みついている(屋久島)

アザハタが棲みついている(屋久島)

今回五年ぶりに改めて潜ってみて、その透明度や魚影の濃さを改めて感じた。湾内というのに透明度が高く、とりわけゼロ戦というポイントでは、小型飛行機の残骸のプロペラ分が残っているのだが、そこにウツボやアザハタ、ホワイトソックスシュリンプなどが住み着いているだけでなく、その上にも小魚の群れが居ついているどころか、ダイバーが近寄ってもあまり逃げないという類まれなポイントであった。


ほぼ完全な状態で残るPNGのゼロ戦

ほぼ完全な状態で残るPNGのゼロ戦

昨年、パプアニューギニアのラバウルに潜った。ここは第二次大戦の激戦地、前線基地であったところで、水深30m付近にほぼ完全な形のゼロ戦が沈んでいた。

PNGのアザハタ

PNGのアザハタ

ここを訪れた時に驚いたのは、屋久島で見たゼロ戦に住み着いている生物の生態と驚くほど似ていたからだ。アザハタやウツボが住み着き、ホワイトソックスシュリンプがクリーニングしている。屋久島が大体北緯30度強、ラバウルが南緯4度強なので、緯度で約35度近くも違うのにである。

コクピット前にはクマノミが

コクピット前にはクマノミが

また、両者に共通しているのは、撃墜されたのではなく、何らかの原因で不時着したとのことで、1点違ったのはPNGではコクピットにカクレクマノミが住み着いていたくらい。

日の丸ハチマキのクマノミ

日の丸ハチマキのクマノミ

ラバウルが激戦の地であったことは先述の通りだが、そうした事情もありゼロ戦の他にも沈潜の類は事欠かないらしい。しかしダイブショップはKabaira Diveというショップのみでまだまだ未開拓の模様。因みに、ここにはSubmrine Baseという250mとも500mともいわれるドロップオフがあり、第二次大戦中日本軍が潜水艦の基地として利用したとのことだ。このドロップオフに沿って流れているときに、見かけたクマノミはたまたまではあろうが、日の丸ハチマキを巻いているような文様のものを見かけた。場所が場所だけに、いろんなことを考えてしまうダイビングであった。

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