この映画はあまり期待感もなく見たのだが、意外と良かった。変化のない大学教授、ひょんなことから変わり始めるそんな日常を通して、9.11以降の移民政策の変化が描かれる。
登場人物のタレクがシリア出身という設定、またその母親役が「シリアの花嫁」にも出ていたヒアム・アッバスということもあって俄然感情移入してみてしまった。彼女は、この映画でもいい存在感を出してます。
当初、パッとしない老教授の話くらいに思っていたのだが、次第にこの映画のテーマが人種の坩堝たるアメリカと移民であることに気づく。ディテールの描き方を見ると、かなりそこにこだわっていることがよくわかる。
隠してきたことや、ふりをして生きてきた日々を吐露することで浄化されていく。ジャンベをたたくことで浄化されてく。そんな伏線があったようにもおもう。
以前ペルーに行ったときは友人に頼まれてカホンを買って帰ってきたけど、今度シリアに行く時はジャンベを担いでこようと思った。

『扉をたたく人』 The Visitor
ジャンベのリズムが生きる鼓動となるのだ。
妻と死に別れて以来無気力に暮らしていたコネチカットに住む大学教授のウォルターは、出張でニューヨークを訪れた際、マンハッタンに…
Trackback by かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY — 2009/12/7 Monday @ 0:30:47
映画「扉をたたく人」
the visitor アメリカ 2008 09年6月公開 DVD鑑賞 公開中から気になっていた1本。この手のミニシアター系作品はDVDリリースが早いですねぇとか思ってたらもう年末で、もうじき…
Trackback by Andre's Review — 2009/12/9 Wednesday @ 1:45:48
「扉をたたく人」(THE VISITOR)
コネティカット州の大学教授とシリアからの移民青年との音楽を通して心の交流や連帯を描いた感動のヒューマン・ドラマ「扉をたたく人」(原題=訪問者、2007年、米、104分、…
Trackback by シネマ・ワンダーランド — 2009/12/13 Sunday @ 6:07:02
扉をたたく人
扉をたたく人 271本目 2009-31
上映時間 1時間44分
監督 トム・マッカーシー
出演 リチャード・ジェンキンス ヒアム・アッバス ハーズ・スレイマン ダナイ・グリラ
会場 吉祥寺…
Trackback by メルブロ — 2009/12/14 Monday @ 22:45:38