風を見たくて

日々雑感

物乞う仏陀0

Posted by TOMY in 書籍 (水曜日 2月 25, 2009 at 12:48:05)

昨日の「神の棄てた裸体」作者石井光太の前作。アジアの物乞いや、娼婦、その中でもとりわけ障害を持った者にフォーカスしている。中でも、さらってきた赤ん坊をレンタルチャイルドとして物乞いに有料で貸出し、子供が成長すると、目を潰したり、手足を切断して物乞いに仕立てて上がりを徴収するインドのマフィアのアジト潜入ルポは、慄然とさせられる。

物乞う仏陀 (文春文庫)
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おすすめ度の平均: 4.5

4 醒めた目で見る現実
5 とにかく面白い
5 新世代の世界との距離感

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く0

Posted by TOMY in 雑記 (火曜日 2月 24, 2009 at 10:53:24)

イスラームの性に焦点を当てているのがユニーク。ただでさえ、イスラム社会において性は表に出てこないが、幼児売春や同性愛、男色といったディープな領域に踏み込んでいる。その中でも幼児売春は目を覆うようなひどい状態である。問題はイスラムという男中心の社会に起因する部分もあるが、ほとんどは貧困と密接に結びついてる。

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く
石井 光太
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おすすめ度の平均: 4.0

3 この読後感は...
4 アジアを旅すると見えてくる影ではあるが・・・
3 現地のルールに首を突っ込むべきではない
5 すさまじい内容
2 やっぱり、衝撃的でしたよ。

カイロで爆弾テロ0

Posted by TOMY in 雑記,æ—…è¡Œ (月曜日 2月 23, 2009 at 12:47:29)

ハン・ハリーリ市場付近でテロがあった模様。ハン・ハリーリ市場付近と言えば、先月帰国前に土産を物色しにぶらぶらしたところ。ダマスカスのバザールやチュニスのスークに比べれば大分見劣りがする規模だったけど、それでもいったばかりのところでテロがあったとなるとゾッとする。

シリアの花嫁 – 僕の生まれた国9

Posted by TOMY in 映画 (月曜日 2月 23, 2009 at 0:47:48)

久しぶりにいい映画を観た。映画館で映画を見るのは何年ぶりだろう。

昨日封切になったばかりの「シリアの花嫁」、神保町の岩波ホール。行ってみたらなんとも小さな劇場だったが、久しぶりにいい映画館の雰囲気だ。

重い腰を上げて映画館に行こうと思ったのは、自分の生まれた国を舞台にしているということもあるけれど、ニュースなどでしばしば取り上げられるイスラエルに占領されたゴラン高原、分断された家族が拡声器で連絡を取り合っている、まさにその場所を舞台にした映画であることに興味を覚えたからだった。

この地に住む人々は、なんと無国籍である。主人公のモナもそんな無国籍人の一人。結婚を機に境界を越えてシリア側に行く。一度境界を越えてしまったら、国交がないため二度と戻れない、すなわち結婚は家族との離別でもあるのだ。映画は淡々とその結婚式の一日を描いていく。

しかし、単純にシリアとイスラエルの関係だけで描かれているのではない。海外に渡った兄弟やその嫁のロシア人、国連のフランス人、と様々なな文化的背景の人々が登場しアラビア語、英語、ロシア語、ヘブライ語が飛び交う。その分だけ境界があるのである。また、境界は地理的、文化的なものだけではなく、新と旧、世代の中にもまたあるのである。境界は、時に対立を生み、それを乗り越えて融和も生まれる。
考えれば考えるほど、深い見方ができる映画で、限られた時間に様々な要素を入れ込めたなと思う。それだけスクリプトがしっかりしているということだろう。

国境上でのやり取りはコミカルですらあり、それは人間の生活を身勝手な都合で分断してしまう国家というものに対する風刺でもあったりする。ここら辺は、同じ国境上のやり取りを描いた映画「ノーマンズランド」にも通じるところがある。もっとも「ノーマンズランド」は、無力な国連に対する皮肉が強かった記憶があるけれど。

日本にいると、こうした信じられないような境遇にある人々がいることを忘れてしまう。
昨年シリアに行ったときに、ダマスカスで夕涼みをしていると、声をかけて来たのはみなクルド人であった。ゴラン高原の人たちとはまた違うけれど、彼らもまた国境に分断され、不安定な境遇にある人々で、それだけに外国人と話すことで、その境遇を世界に対してアピールしたいようであった。

製作は、イスラエル、フランス、ドイツの合作。監督はイスラエル人である。シリア側の立場で見れば、最後に寛容さをイスラエル側がみせた様に描いているところが、納得できないところかもしれないが、イスラエルの狡猾さも描いているし、それなりにフェアに描かれていると思う。

国際的にも多くの賞を取っているこの映画が、日本で本格上映されるまで約5年もかかったとはいったいどういうことだろう。

映画全体を通して、人々に対する暖かい視線、人間に対する信頼を棄てきっていない、ささやかな希望のようなものを感じた。


カリーマ先生がコメントしている動画

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5 バックパッカーでも使えるガイドブック

Quintessential Media Player 5.00

Posted by TOMY in 雑記 (土曜日 2月 21, 2009 at 18:59:35)
Quintessential Media Player 5.0

Quintessential Media Player 5.0

Quintessential Media Player 5.0がリリースされていた。Quintessential Playerを実行したら、アップデートのお知らせが。もう5年近くアップデートがリリースされていなかったのに、プラグインが充実しているので、大概のエンコーダが使えたり、wmaファイルもそのまま再生できたりするので、デフォルトの音楽プレーヤーとして使っていた。iTunesはライブラリ機能はともかく、シャッフルが思ったようにできなかったりして、いまいち手になじまなかったのだが、QMP5.0は直感的に使える操作性はそのままに、ライブラリ機能が充実してよい感じ。インターフェイスの日本語化ファイルのリリースはまだみたいだけど、日本語のファイル名やタグ情報も化けないので、使用上まったく問題ない。と思ったら、こちらで既に日本語化ファイルが配布されていた。早速適用してみたところ、右クリックメニューや設定画面が日本語化され、非常に使いやすくなった。

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