風を見たくて

日々雑感

青いパパイヤの香り0

Posted by TOMY in 映画 (金曜日 12月 15, 2006 at 20:28:19)

青いパパイヤの香り

ベトナムには独特の美意識と陶酔がある。そのことを感じたのは、この映画を初めて見たときのことであった。これをきっかけにベトナムに興味を持ったのか、ベトナムに興味があって見たのかすら覚えていないが、我ながら、高校生でこんな映画をよく見ていたものだと思う。当時見たときは、パパイヤの葉などの緑と柱や家具の朱色のビビッドさが印象的に残っていたが、改めて見てみると、意外と当時の印象からすればクラシックな撮り方をしているなぁと感じた。多くは、健気に働くムイに感情移入してしまうのだろう。悪餓鬼訳の子も、いかにもいたずら坊主という顔立ちでなかなかいいキャラをしている。子供のころから描いていると、成長した姿のギャップに違和感を覚えるものだが、配役がそれを感じさせないところにもこの映画のうまさがあったのだと思う。

監督:トラン・アン・ユン
出演者:トラン・ヌー・イェン・ケー、 リュ・マン・サン、 トルゥオン・チー・ロック
レンタル開始日:2000-11-18


Story
舞台は1951年のサイゴン。とある一家に使用人として雇われてきた10才のあどけない美少女ムイの目を通して、家族の喜びや悲しみ、そしてムイ自身の初恋や淡い官能の目覚めが息をのむほど流麗なキャメラに写し撮られていく。そこにはベトナムで生まれパリで育ったユン監督の思い描く理想のアジア、そして女性の姿が反映しているのかも知れない。 (詳細はこちら)

 
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