この映画はあまり期待感もなく見たのだが、意外と良かった。変化のない大学教授、ひょんなことから変わり始めるそんな日常を通して、9.11以降の移民政策の変化が描かれる。
登場人物のタレクがシリア出身という設定、またその母親役が「シリアの花嫁」にも出ていたヒアム・アッバスということもあって俄然感情移入してみてしまった。彼女は、この映画でもいい存在感を出してます。
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バングラデシュから一通のメールが届いた。9月にインド国境に向かうバスで隣り合わせた少年からだった。
彼のことは忘れもしない。何故なら、僕と同じ名前だったからだ。僕の名前は、アラビア語とダブルミーニングだから、イスラム国であるこの国で、同じ名前の人に会うのは意外ではないが、アラブでは女性の名前ということなので、相手が少年なのが意外だった。
少し年の離れたお姉さん(結構美人!)と、1,2才年上のお兄さんと、お母さんとバスに乗り込んできて、僕の隣に座った。なかなか聡明そうな顔をした少年で、きれいな英語を話す。英語が通じるとわかると、いざ実践のとばかりに矢継ぎ早にいろいろな質問をしてきた。
「どこから来たの?」
「どこへ行くの?」
「宗教は?」
「名前は?」
名前を聞いたところで、同じ名前なのでお互い驚いてしまった。
ひとしきり質問が終われど、バスは走り続ける。もてあました時間は、こういうときのために持参している折り紙で折り鶴を教えてあげることにした。折り始めると、周りの大人たちも興味深げに除きこむ。折鶴の最後のプゥーと空気を入れるところは象徴的で、子供に受けがいい。最初はなかなか上手くいかないけれど、センのいい子はすぐ覚えてしまう。周りの大人は英語をしゃべれないから、彼がいっぱしの口調で通訳をしたりする。
バングラデシュでは、とりわけ大学生がよく話しかけてきた。みな親切で礼儀正しく、時に食事に招待してくれたり、飲み物を奢ってくれた。バングラデシュは世界でも腐敗した政治で有名だけれど、彼らは自分達の国に誇りを持ち、海外に勉強しに行く夢、この国のために貢献する夢を語ってくれた。日本でいうと明治維新の若者のような感じかもしれないと思った。今のわれわれと違うのは、自分達がこの国を背負っていくのだという主体性があることだろう。
この少年も、きっとこの国を変えていく、そう思いながら、メールに返信を書いたのだった。
バングラデシュにいったというと、最近ではグラミンフォンよりこの人の話題になることの方が多い。以前、新聞の一面に紹介されているのを見て初めて知ったときには、単に援助するのではなグラミンフォンのようにビジネスをしながら、人々の生活をよくしていこうという考え方に共感する一方、発展途上国で作成した鞄を高価で売る商いが成り立つのだろうかという疑問を持ったのを覚えている。
この本では、学校をサボって酒を飲んでいた中学時代や男子柔道部に入って県代表にまでなった高校時代、途上国開発の国際機関のインターンにもなった大学時代と、なかなか波乱の生い立ちが描かれるとともに、バングラデシュという途上国の現場に行き、大学院生、ビジネスを軌道に乗せるまでがつづられている。一貫しているのは、物凄い行動力で、自分もまあ行動力はあるといわれるほうだが、到底かなわない。
海の向こうの人とはいえ、人間関係を赤裸々に描いてしまうのはビジネス上いかがなものかと思うところもあるけれど、それはあくまで外野の目線。実践していないものが実践している人にとやかく言う資格はないのだ。マイクロソフトを辞めたジョン・ウッドもそうだが、社会企業家と呼ばれる人々はとにかく行動力がある。自分もいろんな国を見ながら、何か実効的で合理的なことをしたいと思っているが、いまだ見出せていない。
自分は女性物の鞄の価格感がよく分からないが、この本を読んだ後でも自分が買うのならこれらのバッグは高いと思ってしまう。所詮は家内製手工業製品だし、そこに独自の高度な技術があるように思えない。ただ、自分をアイデンテファイしてくれる物語のあるグッズとしてならば、たとえ高値だとしても買ってしまうものかも知れないと思った。

へこたれている場合じゃ無い
忘れていた情熱を思いだす
奮闘努力の甲斐あって・・・
この人はまだまだ大きくなる
目標を持つことの大切さを知る
相変わらずクラウド本がいろいろ出ているけど、玉石混交な状態。どちらかというと、Gmail使いこなし術とかスマートフォン徹底活用といったタイトルが適切ではないかと思う本も、クラウドという名を冠していたりする。この本もそんな一冊で、まああまりたいした発見もなかった。
本屋で、丸山不二夫先生のクラウド本をチラ見したので、 こちらも時間があれば読んでみよう。

具体的テクニック
今まで以上にクラウド・コンピューティングについて深く考えさせられた。
仕事ツールガジェトのあれやこれやをてんこ盛り
クラウドの入門書的
クラウド・コンピューティング仕事術は言い過ぎかな
北京について国際線に乗り継ぎ。荷物を受け取って、再度国際線カウンターへ。オペレーションが煩雑。しかも、カウンターに誰もいないし。十数分待って、何事もなかったように、職員現れる。
で、何故かこのボーディングゲートが一つだけ独立していて、中に入ってもラウンジが使えない。外にもないし。
今月末にも使う予定なのだが、大丈夫か中国東方航空。
仕方なく、ターミナル内を歩き回って野良無線LANを拾ってメールチェック。しかし、遅いし、切れる切れる。
これから乗る便は、上海で二時間ばかり止まるみたいだが、一旦途中降機してラウンジが使えることを祈る。